
Square POSレジは無料と書かれているけれど、決済端末や手数料まで本当に0円なの?
と迷っていませんか。
Squareで無料なのは、基本的にPOSレジアプリ・アカウント・月額利用料です。
一方、キャッシュレス決済を受けると決済手数料がかかり、使い方によっては端末やレシートプリンターの購入も必要です。
この記事では、Square POSレジを始める費用を分けて整理し、現金のみ・スマホでタッチ決済・専用端末を使う場合のどれが自分に合うか判断できるように解説します。
- 現金の売上管理だけなら、手持ちのスマホ・タブレットで初期費用0円
- 対応スマホのタッチ決済なら、専用端末を買わずにキャッシュレス決済を始められる
- カードリーダーやレシート発行が必要なら、機器代と決済手数料を見込む
Square POSレジの「無料」はどこまで?



Square POSレジは、スマートフォンやタブレットに入れて使うレジアプリです。
商品の登録、会計、売上集計、在庫管理、顧客情報の管理など、店舗運営に必要な基本機能を利用できます。
無料になる範囲と、使い方によって費用が発生する範囲を分けると判断しやすくなります。
無料で使えるもの
- Square POSレジアプリ
- Squareアカウントの作成・維持
- 基本プランの月額利用料
- 現金取引の記録
- 基本的な商品・売上・在庫・顧客管理
すでに対応するスマホやタブレットを持っていて、現金会計を記録するだけなら、機器を追加購入せずに始められます。
必要に応じて費用がかかるもの
- キャッシュレス決済の手数料
- Square リーダー、Square スタンド、Square ターミナルなどの機器
- レシートプリンター、キャッシュドロワーなどの周辺機器
- 手持ちの機器が非対応の場合に購入するスマホやタブレット
- 業種別の高度な機能を使う有料プラン
つまり「Square POSレジが無料」と「レジ環境がすべて無料」は同じではありません。まず必要な会計方法を決め、その方法に必要な費用だけを足して考えましょう。
目的別|いくらで始められる?
2026年9月23日時点の公式価格を基に、代表的な始め方を比較します。スマホやタブレットをすでに持っている前提です。
| 始め方 | 必要なもの | 初期費用の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 現金のみ | 手持ちのスマホ・タブレット | 0円 | まず売上管理だけ始めたい |
| スマホのタッチ決済 | 対応スマホ | 0円 | 専用端末なしで小さく始めたい |
| Square リーダー | 対応端末+リーダー | 4,980円 | カードや電子マネーに幅広く対応したい |
| Square スタンド | 対応iPad+スタンド | 29,980円 | 固定レジを整えたい |
| Square ターミナル | ターミナル本体 | 39,980円 | 決済とレシート発行を1台で行いたい |
キャッシュレス決済を受ける場合は、上記の初期費用とは別に決済手数料がかかります。
主要な対面カード決済は、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満など所定の条件を満たす事業者で2.5%からです。
条件や決済方法によって3.25%以上になるため、申込み前に公式ページで確認してください。
【ケース1】現金の売上管理だけなら0円で始められる
現金会計をPOSレジへ記録し、日別売上や商品別売上を確認するだけなら、専用の決済端末は不要です。
手持ちの対応スマホやタブレットにアプリを入れ、商品を登録して使い始められます。
マルシェや小規模教室などで、最初は現金中心、まず会計記録をデジタル化したい場合に向いています。
ただし、紙のレシートを渡すならプリンターが必要です。メールやSMSによるデジタルレシートで足りるかを先に決めておくと、不要な機器を買わずに済みます。
【ケース2】対応スマホがあれば専用端末なしでタッチ決済
対応するiPhoneやAndroidスマートフォンでは、スマホのタッチ決済を利用できます。
専用リーダーを購入せず、スマホへお客様のタッチ決済対応カードやスマートフォンをかざしてもらう方法です。
出店回数が少ないイベント販売や、レジ周りの荷物を減らしたい人には最小構成です。
ただし、利用できる端末・OS・決済方法には条件があります。手持ちのスマホが対応しているかを確認してから、この方法を選びましょう。


【ケース3】専用端末を買うなら、必要な機能から選ぶ
低コストで決済方法を増やすならSquare リーダー
Square リーダーは4,980円で、スマホやタブレットと組み合わせて使います。
タッチ決済や電子マネーなどへ対応したいものの、大きなレジ機器までは必要ない場合に選びやすい構成です。
iPadを固定レジにするならSquare スタンド
カウンターにiPadを固定し、見やすく操作しやすいレジを作りたい店舗にはSquare スタンドが候補です。
本体価格は29,980円ですが、対応するiPadや、必要に応じてプリンター・キャッシュドロワーも用意します。
1台で決済と紙レシートまで行うならSquare ターミナル
Square ターミナルは39,980円で、決済端末とレシートプリンターが一体になっています。手持ちのスマホやタブレットに依存せず、会計から紙レシート発行までまとめたい場合に向きます。
ただし、Square ターミナルをPOSレジアプリのカスタマーディスプレイとして接続する使い方では、現金取引のレシートを内蔵プリンターから印刷できない場合があります。
現金・キャッシュレスの両方で紙レシートが必要な店舗は、運用方法と対応プリンターを公式情報で確認してください。


迷ったときの選び方
- 現金だけか、キャッシュレスも受けるかを決める
- キャッシュレスなら、手持ちのスマホでタッチ決済できるかを確認する
- 紙レシートが必要かを決める
- 持ち運び重視か、カウンターへ固定するかを決める
- 機器代だけでなく、決済手数料を価格設定へ織り込む
最初からすべての機器をそろえる必要はありません。まず手持ちの機器で無料アプリを試し、会計回数やお客様の支払い方法が増えてからリーダーやプリンターを追加する方法もあります。
端末価格や対応機種、決済手数料は変わる可能性があります。購入前に、ご自身の店舗で必要な組み合わせをSquare公式で確認してください。
Square POSレジが向いている人・向かない人
向いている人
- 初期費用や固定費を抑えてPOSレジを試したい
- 小規模店舗、教室、イベント販売で会計と売上管理をまとめたい
- 必要になった機器だけ後から追加したい
- ネット販売と実店舗販売の選択肢を広げたい
向かない場合がある人
- 今使っている業務システムとの特殊な連携が必須
- 業種固有の高度な機能を、追加料金なしですべて使いたい
- 対応端末を持っておらず、周辺機器も含め完全に0円で始めたい
レジアプリの無料だけで判断せず、「手持ちの端末」「決済方法」「紙レシート」「必要な業種機能」の4点を確認することが大切です。


まとめ|無料アプリから必要な機器だけ足そう
Square POSレジは、アプリ・アカウント・基本プランの月額料金が無料です。現金の売上管理だけなら、手持ちの対応スマホやタブレットで初期費用0円から始められます。
キャッシュレス決済を導入する場合も、対応スマホのタッチ決済なら専用端末は不要です。
一方、決済方法を広げたい、固定レジにしたい、紙レシートを発行したい場合は、Square リーダー・スタンド・ターミナルや周辺機器の費用を見込みます。
最初に必要なものを全部買うのではなく、無料アプリで操作を確かめ、店舗の運用に合わせて機器を追加すると無駄を抑えられます。
Squareのアカウントは無料で作成できます。キャッシュレス決済を利用する場合は加盟店審査があるため、開店日や出店日より余裕を持って準備しましょう。
※価格・手数料・対応機種は2026年9月23日時点のSquare公式情報を基にしています。最新情報は申込み・購入前に公式サイトでご確認ください。

