
SNSにはサービスの情報を書いているけれど、初めての人に見せる案内ページがない。
ホームページにお金をかける前に、まず形にしてみたい。
という方は、GoogleサイトとGoogleフォームを組み合わせると、サーバー契約なしで1ページのホームページを作れます。
この記事では、サービス紹介・プロフィール・問い合わせフォームを1ページにまとめ、公開前の確認まで終える流れを解説します。
パソコンが得意でなくても、文章と画像を用意して順番に配置すれば完成できる構成です。
この記事で作るもの
完成形は、初めて訪れた人が「誰の、どんなサービスか」を理解し、そのまま問い合わせできる1ページです。
予約システムやネットショップまで詰め込まず、まずは案内と連絡受付に絞ります。
- 最初の画面:誰向けの何のサービスか、ひと目で伝える
- サービス紹介:内容・料金の目安・対応範囲を示す
- プロフィール:運営者と安心材料を伝える
- よくある質問:問い合わせ前の不安を減らす
- 問い合わせフォーム:名前、連絡先、相談内容を受け取る
SNSだけでは情報が流れてしまいますが、この1ページをプロフィール欄やLINEの案内に置けば、サービスの基本情報をいつでも同じ順番で見てもらえます。



ホームページが必要か迷っている方は、以下の記事を参考にしてください。


無料でできる範囲と、始める前に知っておきたいこと
GoogleサイトはGoogleアカウントで作成でき、編集内容は自動保存されます。
サイトを公開するまでは一般の人には表示されません。
Googleフォームも同じGoogleアカウントで作成でき、回答をフォーム上で確認したり、Googleスプレッドシートに保存したりできます。
今回のような「サービス案内+問い合わせ受付」であれば、GoogleサイトとGoogleフォームだけで始められます。
独自ドメインやレンタルサーバーを契約しなくても公開できます。
一方で、独自ドメインを使ってブランド名のURLにしたい、ブログ記事を継続的に増やして検索から集客したい、デザインや機能を細かく拡張したい場合は、WordPressの方が向いています。



最初から決め切る必要はありません。目的に合う始め方をしましょう。


作り始める前に、文章と画像を用意する
Googleサイトを開いてから文章を考えると、配置の調整ばかりに時間がかかります。
先に次の材料をメモ帳やGoogleドキュメントへまとめておきましょう。
- サービス名、屋号、活動名
- 対象者と、解決できる悩み
- サービス内容と料金の目安
- 対応地域、オンライン対応の有無、営業時間
- プロフィールと実績(確認できる事実だけ)
- よく聞かれる質問を2〜3個
- 自分で撮影した写真、作品写真、またはシンプルな説明画像
- 問い合わせ後にいつ頃返信するか
トップの見出しは、屋号だけよりも「誰が、何を頼めるか」が分かる文章にします。
たとえば、次の形なら内容が伝わりやすくなります。
例:「はじめての個人事業主向け|チラシとSNS画像を一緒に整えます」
手順1:先に問い合わせ用のGoogleフォームを作る
サイトに埋め込むフォームを先に完成させます。
Googleフォームを新規作成し、フォーム名を「お問い合わせ」などに変更します。
質問を増やしすぎると送信の負担になるため、最初は必要最小限で十分です。
問い合わせフォームに入れる基本項目
- お名前(必須)
- メールアドレス(必須)
- 問い合わせの種類(サービス相談、料金確認、その他など)
- 相談内容(必須)
- 個人情報の取り扱いへの同意
フォームの説明欄には、返信の目安と営業連絡を受け付けない場合の方針を書きます。
コピペ例:
「お問い合わせありがとうございます。内容を確認し、通常3営業日以内にご連絡します。営業・勧誘のみを目的とした送信はご遠慮ください。」
[設定]では、回答者を1回に制限するか、メールアドレスを収集するか、回答後の確認メッセージをどうするかを確認します。
一般のお客様がGoogleアカウントなしでも送信できるようにしたい場合は、ログインを必要とする設定を安易にオンにしないことが大切です。
送信後の確認メッセージも「送信されました」だけでなく、次の行動が分かる文章にします。
確認メッセージ例:
「お問い合わせを受け付けました。通常3営業日以内に入力いただいたメールアドレスへ返信します。」
回答は[回答]タブで確認できます。必要なら保存先をGoogleスプレッドシートに設定しておくと、問い合わせ履歴を一覧で管理できます。



予約を日時別に受け付けたい場合は、以下の記事をさんこうにしてください。


手順2:Googleサイトに1ページの案内を作る
Googleサイトを開き、[空白]から新しいサイトを作ります。
テンプレートを使っても構いませんが、初心者は1ページに必要な情報だけを縦に並べる方が迷いません。
- サイト名とページタイトルを決める:サイト名には屋号や活動名、ページタイトルには「誰向けの何のサービスか」を入れます。
- 最初の画面を作る:短い見出し、補足文、問い合わせへの案内を置きます。背景画像を使う場合は、文字が読める明るさに調整します。
- サービス紹介を追加する:右側の[挿入]からテキストボックスや画像を追加し、内容・料金の目安・対象者をまとめます。
- プロフィールとFAQを追加する:経歴を長く並べるより、依頼する人が安心できる情報を優先します。
- 問い合わせ欄を作る:ページの最後に見出しと返信目安を置き、次の手順でGoogleフォームを埋め込みます。
問い合わせフォームをページ内に埋め込む
Googleサイトの右側にある[挿入]を開き、メニュー下部の[フォーム]を選びます。
先ほど作った問い合わせフォームを選択して[挿入]を押すと、ページ内にフォームが配置されます。
フォームが細すぎたり、途中で見切れたりしないよう、配置した枠の幅と高さを調整します。
見出しの直下には「入力後、送信ボタンを押してください」と一言添えると、初めての人にも分かりやすくなります。
手順3:スマホ表示とフォーム送信を確認して公開する
公開前に右上のプレビューを使い、パソコンだけでなくスマートフォン表示も確認します。
文字が小さすぎないか、画像内の文字が読めるか、問い合わせフォームが操作できるかを見ます。
公開前チェック
- 最初の画面だけで、対象者とサービス内容が分かる
- 料金が確定できない場合でも、目安や見積もり方法が書かれている
- メールアドレスやSNSへのリンクが正しい
- フォームを自分で1件送信し、回答が届くことを確認した
- フォームの閲覧が自分だけに制限されていない
- 個人の住所や電話番号など、公開したくない情報が入っていない
- 画像の使用権と掲載許可を確認した
確認できたら右上の[公開]を押し、ウェブアドレスを決めます。
公開範囲を確認し、想定した人が閲覧できる設定になっていることを確かめてから公開します。
公開後は、SNSのプロフィール、LINE公式アカウント、名刺のQRコードなどから案内できます。
問い合わせにつながりやすくする3つの工夫
1.誰向けのサービスかを最初に書く
「〇〇デザイン事務所」だけでは、何を頼めるのか判断できません。
「個人教室向けのチラシ制作」
「ハンドメイド作家向けの商品撮影サポート」
のように、対象者と内容をセットにします。
2.問い合わせ後の流れを見せる
「送信→内容確認→返信→日程調整」のように、次に何が起こるかを短く示します。
料金をすぐ決められないサービスでも、見積もりまでの流れが分かれば問い合わせの不安を減らせます。
3.公開して終わりにせず、リンク元を決める
ホームページは、見つけてもらう入口が必要です。
Instagramのプロフィール
Googleビジネスプロフィール
LINE
メール署名
名刺
など、実際にお客様が見る場所へURLを置きます。
GoogleサイトからWordPressへ移る目安
Googleサイトで案内ページを作り、実際に使ってみると、必要な機能が見えてきます。
次の状態になったら、WordPressへの移行を検討するタイミングです。
- 独自ドメインで長く運営したい
- 記事を増やして検索からの集客を育てたい
- サービス別のページや事例を増やしたい
- 予約、決済、会員向けページなどを追加したい
- デザインやSEO設定を細かく調整したい
WordPressを本格運用するには、一般にレンタルサーバーと独自ドメインが必要です。
無料ページで目的を達成できている間は、急いで有料環境へ移る必要はありません。



エックスサーバーを選択肢にする場合は、以下の記事を参考に、必要性と条件を確認してください。


注意点:公開する情報とフォームの設定を必ず見直す
Googleサイトは手軽ですが、公開範囲やフォームの共有設定を誤ると、見てもらえなかったり、逆に公開したくない情報が表示されたりします。
公開前にはシークレットウィンドウやログアウト状態でURLを開き、第三者として見える範囲を確認しましょう。
また、問い合わせで個人情報を受け取る場合は、利用目的、保管方法、返信後の取り扱いを自分の事業に合わせて整理してください。
この記事は法的助言ではないため、必要に応じて専門家へ確認してください。
まとめ
GoogleサイトとGoogleフォームを組み合わせれば、サーバー契約なしで、サービス紹介から問い合わせ受付までを1ページにまとめられます。
最初から完璧なホームページを目指すより、「誰に、何を提供し、どう連絡してもらうか」を完成させることが大切です。
まずは必要な文章を用意し、問い合わせフォームを作り、Googleサイトへ5つの要素を順番に配置してください。
公開後に内容や導線を見直し、記事発信や独自ドメインが必要になった段階でWordPressを検討すると、無駄な費用をかけずに始められます。
自分で設定するのが難しい場合はご相談ください
自分でやってみたけど、うまくできない。やり方がわからない、という場合はご相談ください。
パソコンレッスンにて対応いたします。
栃木県北を中心に対面でのご相談も可能です。
- Googleサイト:サイトを作成する、名前を付ける、削除する、コピーする
- Googleサイト:Googleのファイル、フォーム、ウェブサイトのコンテンツなどを追加する
- Googleフォーム:フォームを公開して回答者と共有する
- Googleフォーム:フォームの回答を表示、管理する
- Googleフォーム:回答の保存先を選択する
※操作画面や仕様は変更されることがあります。2026年10月15日時点の公式ヘルプを確認して作成しています。

