BASEで注文が入ったあと、
「どの配送方法を選ぶのか」
「購入者から受け取る送料と、実際に支払う配送料は同じなのか」
と迷いませんか?
検索すると旧Appを使う説明も見つかりますが、現在のBASEかんたん発送は注文詳細画面から利用します。
日本郵便とヤマト運輸では、発送できる場所や日時指定、クール便への対応も異なります。
この記事では、2026年10月2日時点のBASE公式情報を基に、BASEかんたん発送の使い方を実際の作業順で説明します。
送料設定との違い、日本郵便とヤマト運輸の選び方、発送後に忘れやすい処理まで確認できます。
先に結論
- 薄く小さい荷物を郵便ポストや郵便局から送りたい:日本郵便
- 日時指定・集荷・冷蔵冷凍が必要:ヤマト運輸
- 購入者に表示する送料:ショップ側で事前に設定
- 実際の配送料:発送完了後に売上残高から引き落とし
BASEかんたん発送は注文画面から使う配送機能
BASEかんたん発送は、BASEの注文情報を使って送り状を作成し、日本郵便またはヤマト運輸で発送できる機能です。
- 送り状へ宛名を手書きしなくてよい
- 配送先にかかわらず、配送方法・サイズごとの全国一律料金を利用できる
- 配送料は発送完了後に売上残高から自動で引き落とされる
- 匿名配送は商品1個につき60円で利用できる
2025年10月30日以降、送り状作成は各Appの専用ページではなく、注文詳細画面から行う方式へ移りました。
旧「かんたん発送 App」は2026年2月10日以降利用できないため、古い記事どおりにApp内の注文一覧を探す必要はありません。
BASEでネットショップをまだ開設していない方は、先にショップの向き・不向きを確認してください。

購入者に請求する送料と実際の配送料は分けて考える
BASEかんたん発送で最も間違えやすいのは、ショップに設定する送料と、荷物を送るときの配送料を同じものとして考えることです。
| 確認項目 | ショップの送料設定 | BASEかんたん発送 |
|---|---|---|
| 役割 | 購入者が注文時に支払う金額を決める | 注文後に実際の荷物を送る |
| 設定する時期 | 商品を販売する前 | 注文が入ってから |
| 金額の扱い | 商品代金と一緒に購入者から受け取る | 発送完了後に売上残高から引き落とされる |
| 主な選択 | 全国一律・地域別・サイズ別・送料無料など | 配送会社・配送方法・荷物サイズ・発送場所 |
たとえば購入者から送料500円を受け取り、実際の配送料が760円なら、差額260円はショップ側の負担です。
反対に、受け取る送料を高く設定しすぎると、購入前の離脱につながる可能性があります。
送料を決めるときは、配送料だけでなく、箱・封筒・緩衝材などの梱包費も含めて計算してください。
商品ごとに大きさが大きく違う場合は、無料の「送料詳細設定 App」で地域別・サイズ別・購入金額に応じた送料無料などを設定できます。
2026年10月15日に一部料金が改定されます。
日本郵便のゆうパケットポストmini、ヤマト運輸の宅急便コンパクト・宅急便120〜200サイズ・クール宅急便120サイズが対象です。該当する商品は、BASEから届く案内と発送画面の金額を確認し、ショップの送料設定も必要に応じて見直してください。
日本郵便とヤマト運輸のどちらを選ぶか
配送会社は、料金だけでなく、荷物の種類と自分が持ち込みやすい場所で選びます。
日本郵便が向いている場合
- アクセサリーや薄い冊子など、厚みの少ない商品を送る
- 郵便ポスト・郵便局・ローソンを利用したい
- ゆうパケットポストやminiの専用資材を用意できる
日本郵便では、ゆうパック、ゆうパケット、ゆうパケットポスト、ゆうパケットポストminiを選べます。
ただし、日時指定、集荷、海外配送、冷蔵・冷凍配送には対応していません。
ヤマト運輸が向いている場合
- 配送日時を指定したい
- 冷蔵・冷凍の商品を送りたい
- セブン-イレブン、ファミリーマート、ヤマト営業所を利用したい
- 持ち込みが難しく、対応する配送方法で集荷を頼みたい
ヤマト運輸では、ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便、クール宅急便を選べます。
集荷は80円が加算され、ネコポスでは利用できません。
ネコポスは日時指定にも対応していないため、小さい荷物でも必要条件を先に確認しましょう。
発送前に準備するもの
注文画面を開く前に、次のものをそろえておくと作業が止まりません。
- 梱包済みの商品:梱包後の縦・横・高さと重さを測る
- 発送場所の候補:利用するコンビニ、郵便局、営業所、ポストを決める
- 専用資材:宅急便コンパクト、ゆうパケットポスト・miniなどは事前に用意する
- スマートフォン:発送コード表示や2次元コード読み取りに使う
- 送り主情報:「運営に関する情報」の氏名・住所・電話番号を確認する
商品だけを測って配送方法を決めると、箱や緩衝材を加えたあとにサイズを超えることがあります。必ず梱包後に測ってください。
BASEかんたん発送の使い方
ここからは、注文が入った後の作業順に進めます。
1.注文詳細画面を開く
BASEの管理画面で「注文」を開き、「未対応」になっている対象の注文を選びます。
注文詳細画面の購入商品欄付近にある「かんたん発送で送る」から、利用する配送会社の発送準備へ進みます。
2.品名・配送方法・発送場所を設定する
送り状に表示する品名を入力し、配送方法と荷物サイズ、発送場所を選びます。
品名は「雑貨」だけではなく、「アクセサリー」「衣類」「書籍」など、中身が判断できる表現にします。
日本郵便は品名20文字まで、ヤマト運輸は17文字までです。
特殊な漢字、ローマ数字、機種依存文字はエラーになる場合があるため、一般的な漢字や算用数字へ置き換えてください。
3.届け先・送り主・配送料を確認する
届け先の氏名・郵便番号・住所・電話番号を確認します。
送り主情報は、初回は「運営に関する情報」の登録内容、2回目以降は前回の発送時に指定した内容が反映されます。
自宅住所を送り状へ印字したくない場合は、匿名配送を選べます。
追加料金は商品1個につき60円です。
最後に、画面へ表示された実際の配送料を確認してください。
4.発送コードを発行して荷物を預ける
ゆうパック・ゆうパケット・ヤマト運輸は、内容を確認して発送コードを発行します。
スマートフォンに表示したコードと梱包済みの商品を発送場所へ持参し、送り状を印刷して荷物へ貼り付けます。
ゆうパケットポスト・miniは、専用資材の2次元コードをスマートフォンまたはタブレットで読み取り、確定してから郵便ポストへ投函します。
同じコードを別の注文で使わないよう、1件ずつ処理してください。
5.発送後に発送済み処理をする
荷物を窓口・レジへ預ける、またはポストへ投函したあと、注文画面で発送済みに変更して購入者へ通知します。
発送前にステータスを「発送済み」へ変更しないでください。
先に変更すると発送コードが表示できなくなり、BASEかんたん発送で荷物を送れなくなる場合があります。「荷物を渡す・投函する→発送済み処理」の順番を守ります。
送料で赤字を出さないための確認方法
商品を登録したら、自分でテスト注文するつもりで次の3点を照合します。
- 購入者に表示される送料
- 梱包後のサイズで利用する配送方法の実費
- 箱・封筒・緩衝材・匿名配送などの追加費用
複数商品を同時に購入されたときは、1点分の送料にまとめるのか、個数分を加算するのかも確認が必要です。
利益が少ない商品ほど、送料差額の影響が大きくなります。
BASEのプラン手数料も含めて利益を計算したい場合は、次の記事で注文単価別の損益分岐を確認できます。

BASEかんたん発送を使うときの注意点
- 料金や対応サイズは変更されるため、発送画面と公式ヘルプで毎回確認する
- 宅急便コンパクトやポスト系サービスは専用資材が必要
- 発送コードには有効期限がある
- 配送方法ごとに補償上限が異なるため、高額商品は補償額も確認する
- 日本郵便とヤマト運輸では発送できる場所・日時指定・集荷の条件が違う
ネットショップは配送だけ整えても、商品ページへ人が来なければ注文につながりません。
発送準備と並行して、SNSやホームページからショップへ案内する導線も用意しましょう。

まとめ|送料設定を確認してから注文画面で発送する
BASEかんたん発送は、注文情報から送り状を作成し、日本郵便またはヤマト運輸で荷物を送れる機能です。
- 小さく薄い商品やポスト発送なら日本郵便
- 日時指定・集荷・クール便ならヤマト運輸
- 購入者に請求する送料と実際の配送料は別に確認する
- 梱包後のサイズを測ってから配送方法を決める
- 荷物を預けたあとに発送済み処理をする
まずは主力商品を1点梱包し、サイズ・発送場所・実費を確認してから送料を設定すると、注文後に慌てず発送できます。

