
「MOS Excel 365を受験したいけれど、独学でも合格を目指せる?」
「何から勉強すればよいのか分からない」
と迷っていませんか。
MOSは、Excelを実際に操作して解答する試験です。そのため、用語を覚えるだけでなく、自分の手で繰り返し操作することが大切です。
この記事では、MOS Excel 365を独学するときの進め方、教材の選び方、独学が向いている人・向いていない人を初心者向けに整理します。
MOS Excel 365は独学でも目指せる
MOS Excel 365(一般レベル)は、学習する範囲を確認し、対応教材を使って実際の操作を繰り返せば、独学でも合格を目指せます。
ただし、「普段Excelを使っているから、特に勉強しなくても大丈夫」とは限りません。
仕事では自分がよく使う機能に偏りやすく、試験では普段あまり使わない操作が出題されることもあります。自己流の操作だけに頼らず、出題範囲に沿って学び直す必要があります。
MOS公式サイトでは、試験は実際のアプリケーションをマウスやキーボードで操作して解答すると案内されています。詳しくはMOS公式サイトで確認できます。
独学を始める前に確認したいこと
最初に、次の3点を確認しておくと学習を進めやすくなります。
- 受験する試験が「Excel 365」で間違いないか
- 学習に使うパソコンでExcelを操作できるか
- 教材がExcel 365の試験範囲に対応しているか
書店には複数のバージョンに対応した教材があります。タイトルが似ていても、受験する試験と教材のバージョンが違えば、画面や機能、学習範囲が合わない場合があります。
購入前に「Excel 365対応」と明記されているかを確認してください。
MOS Excel 365を独学する4つの手順


1.教材を最初から一通り進める
最初は、分からない部分があっても一つの章で止まりすぎず、教材の順番に沿って一通り進めます。
読むだけで終わらせず、学習用データを開き、説明と同じ操作をパソコンで行いましょう。MOS対策では「見たことがある」より、「自分で操作できる」ことが重要です。
2.できなかった操作を記録する
間違えた問題や迷った操作には印を付けます。すべてを最初から何度も繰り返すより、苦手な操作を見えるようにした方が効率よく復習できます。
- 機能の場所が分からなかった
- 手順の順番を間違えた
- 問題文の意味を取り違えた
- 時間がかかりすぎた
このように原因も短く書いておくと、同じ間違いを減らしやすくなります。
3.章末問題で理解を確認する
各章の学習が終わったら、章末問題などで操作を再現できるか確認します。解説を見ながらできた操作は、まだ「一人でできる」とは限りません。
一度解説を閉じ、何も見ずに同じ操作ができるか試してください。
4.模擬テストを繰り返す
一通り学習した後は、模擬テストで実践練習をします。最初から高得点を取ることより、どの分野で止まるのかを見つけることが目的です。
模擬テストを受けたら、間違えた問題を教材に戻って確認し、もう一度操作します。「模擬テストを解く→弱点を復習する→再度解く」という流れを繰り返しましょう。
教材は1冊を繰り返す
不安になると何冊も教材を買いたくなりますが、最初から複数の教材へ手を広げると、どれも途中になりやすいです。
まずは、試験範囲を一通り学べて、練習問題や模擬テストが付いた教材を1冊選び、繰り返す方法が取り組みやすいでしょう。
私が共同著者として制作に携わった『Odyssey式 MOSテキスト Excel 365(一般レベル)』は、Excel 365の試験範囲に対応し、学習用データ、動画、章末問題、3回分の模擬テストを使って学べます。



MOS公式サイトでは試し読みも公開されています。


学習時間は「何時間」より進み具合で判断する
MOSの勉強時間は、Excelの経験や操作の速さによって大きく変わります。そのため、「何時間勉強すれば合格できる」と一律には決められません。
時間だけではなく、次の状態になっているかで判断する方が現実的です。
- 教材の例題を自分で操作できる
- 出題範囲に大きな苦手分野が残っていない
- 模擬テストで安定して操作できる
- 間違えた理由を自分で説明できる
毎日長時間勉強するのが難しい場合は、短い時間でも定期的にExcelを開く方が操作を忘れにくくなります。
独学が向いている人・向いていない人
独学が向いているのは、教材の順番に沿って進められ、分からない操作を自分で調べながら繰り返せる人です。自分の予定に合わせて学びたい人にも向いています。
一方、次のような場合は、独学だけにこだわらない方が進みやすいことがあります。
- Excelの基本操作から不安がある
- 分からないところで学習が止まりやすい
- 一人では学習の予定を立てにくい
- 受験日までの期間が短い
この場合は、パソコン教室やオンライン講座など、質問できる学習方法も検討してください。講座を利用しても、最終的には自分で操作する練習が必要です。




MOSの勉強を実務にもつなげるコツ
MOSの学習では、試験問題を解くだけでなく、「この機能を仕事のどんな場面で使えるか」も考えてみてください。
- 表の書式設定を、見やすい売上表づくりに使う
- 関数を、集計や確認作業に使う
- テーブルを、増え続ける名簿や一覧表の管理に使う
- グラフを、数値の変化を伝える資料に使う
資格取得だけをゴールにせず、学んだ操作を日常の作業で使うと、知識が定着しやすくなります。
まとめ
MOS Excel 365は、対応教材を使い、実際にExcelを操作しながら繰り返し練習すれば、独学でも合格を目指せます。
まずは教材を一通り進め、できなかった操作を記録し、章末問題と模擬テストで弱点を確認しましょう。教材を増やす前に、選んだ1冊を最後まで繰り返すことが大切です。
Excelの基本操作から不安がある人や、一人では学習が止まりやすい人は、パソコン教室や講座も選択肢に入れてください。自分に合う方法で、操作できる力を少しずつ積み上げていきましょう。


