お客さまにLINEやメールで支払いをお願いしたいとき、Squareには「リンク決済」と「Square請求書」という方法があります。
どちらも対面でカードを受け取らずに支払いを受け付けられますが、向いている使い方は同じではありません。
同じ商品・サービスの支払いページを複数の人に案内するならリンク決済、特定のお客さまに金額や内容を指定して請求するならSquare請求書と考えると選びやすくなります。
Squareリンク決済とSquare請求書の違い
まずは、どちらを使うかを目的から決めます。
- リンク決済:作成した決済URLをLINE・メール・SNS・Webサイトなどで共有したいとき
- Square請求書:お客さまごとに請求内容を作り、個別に支払いを依頼したいとき
たとえば「オンライン講座5,000円」のように同じ内容を複数の人へ販売するなら、1つの決済リンクを作って案内できます。
一方、制作費や作業内容が人によって異なる仕事では、請求書のほうが管理しやすくなります。
リンク決済が向いているケース
- 講座・イベントなどの参加費を事前に受け取りたい
- LINEで申込者へ支払いURLを送りたい
- SNSやブログに支払いページへのリンクを掲載したい
- チラシにQRコードを載せて支払いにつなげたい
- 同じ商品やサービスを複数の人に販売したい
Squareの公式ヘルプでは、リンク決済はSquare データとSquare POSレジアプリから作成でき、リンクのコピーだけでなくQRコードなどでも共有できると案内されています。
Square請求書が向いているケース
- お客さまごとに金額が違う
- 請求先ごとに内容を分けたい
- 制作・作業完了後に個別請求したい
- 見積もりから請求まで管理したい

Square請求書の具体的な使い方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。


Squareリンク決済を作る手順
パソコンから作成する場合は、Square データを使います。2026年10月時点のSquare公式ヘルプで案内されている流れは次のとおりです。
- Square データにログインします。
- 「支払いと注文」(表示によっては「支払いと請求書」「支払い」)から「リンク決済」→「リンク決済」へ進みます。
- 「リンクを作成」をクリックします。
- 「支払いを受け付ける」「商品を販売」「イベントまたはクラスを販売」から目的を選びます。
- タイトルや金額など必要な内容を設定します。
- 「保存」をクリックしてリンクを作成します。
作成したリンクはコピーしてLINEやメールで送れます。Square データからはQRコードなどを使った共有も可能です。
LINEで送るならどちらが使いやすい?
LINEで支払いをお願いする場合も、基準は「誰に、どのように請求するか」です。
たとえば、同じ講座への参加者10人へ同じ金額を案内するなら、リンク決済を1つ作って送る方法がシンプルです。
お客さまごとに作業内容や請求額が違うなら、Square請求書で個別に管理するほうが分かりやすいでしょう。
「LINEで送れるからリンク決済」「メールだから請求書」という分け方ではなく、共通の販売ページとして使うのか、個別の請求として使うのかで判断するのがポイントです。
決済リンクでは何を設定できる?
Squareの決済リンクでは、タイトルや金額だけでなく、用途に応じた設定もできます。
Square データからは、カスタムフィールドを追加してお客さまから追加情報を受け取ったり、支払い後に指定したWebサイトへ移動させたりする設定も可能です。
また、決済リンクの設定画面ではApple PayやGoogle Payの利用設定、通知メール、店舗情報、ロゴなどのブランディング設定も用意されています。
必要な項目だけを整えれば、専用のネットショップを作らなくてもオンラインで支払いを受け付ける入口を用意できます。
リンク決済を使う前に確認したいこと
リンクを作って送るだけで終わりではありません。
何を販売するのか、料金はいくらか、キャンセルや提供条件はどうするのかなど、お客さまが購入前に確認できるようにしておくことが大切です。
Square公式ヘルプでも、オンライン販売では内容に応じて特定商取引法への対応が必要になることが案内されています。
サービスや講座などを販売する場合は、自分の販売方法に必要な表示を確認してから利用してください。
決済手数料も確認してから使う
Squareを導入するときは、決済方法だけでなく実際にかかる決済手数料も確認しておきましょう。
対面決済とオンラインでの決済では条件が異なるため、売上金額から手元に残る金額を把握しておくと安心です。



現在の手数料と金額別の計算例は、次の記事でまとめています。


まとめ
Squareリンク決済とSquare請求書は、どちらもオンラインで支払いを受け付けたいときに使えますが、役割が違います。
- 同じ商品・サービスを複数の人へ案内する → リンク決済
- お客さまごとに内容や金額を分けて請求する → Square請求書
「ネットショップを作るほどではないけれど、LINEやメールからカード決済を受け付けたい」という場合は、まずリンク決済を検討すると分かりやすいでしょう。
個別請求が必要になったらSquare請求書と使い分けることで、販売方法に合わせた決済の流れを作れます。

